関節リウマチの治療目標

関節リウマチの最も重要な治療ゴールは、長期にわたって生活の質(QOL)を良い状態に保つことです。このことは次のことによって達成できます。

  • 痛み、腫れ、こわばり、疲労のような症状を取り除く
  • 関節や骨に対する損傷を起こさない
  • 身体機能を正常に戻し、今まで通りの日常生活が送れるようにする

関節リウマチの症状は、発症後早い時期に急激に進行することが知られています。そのため、診断されたらできるだけ早い時期から適切な治療を行うことが大切です。

治療ゴールの達成のために、寛解を目指します※。 治療ゴールの達成のために、寛解を目指します※。

治療ゴールを達成するために最も重要なことは、関節の炎症を止めることです。炎症を抑える治療によって、寛解を達成・維持すると、腫れや痛みのような症状が無くなるだけでなく、将来の関節の損傷を防ぎ、今まで通りの日常生活を送ることにつながります。

治療ゴールの達成のために、寛解を目指します

※病歴の長い患者さんでは寛解を目指すことが難しい場合もあり、低疾患活動性が当面の目標となります。

  • 疾患活動性:関節リウマチの炎症によって起こる症状や徴候を、病気の勢いの程度であらわしたもの。総合的疾患活動性指標を用いて算出されたスコア(数値)の大きさに基づいて疾患活動性を、「高疾患活動性」、「中疾患活動性」、「低疾患活動性」、「臨床的寛解」の4つに分類します。
  • 寛解:病気の勢いが完全に落ち着いて進行が止まっている状態のこと。患者さん自身の評価、医師による関節の評価、血液検査の結果などをもとに判定します。